|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ラム : [らむ] 【名詞】 1. (1) lamb 2. (2) rump 3. (3) rum 4. (4) RAM (random access memory) 5. (P), (n) (1) lamb/(2) rump/(3) rum/(4) RAM (random access memory) ・ ビー : [びー] (n) bee, (n) bee ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
スクラム()とは、ラグビーユニオンやラグビーリーグといったスポーツにおける試合再開の型(いわゆるセットプレー)の一つである。ノックオン、スローフォワードのような軽い反則後や、モール、ラックで密集からボールが出ない場合、ボールがラインの外に出た場合(ラグビーリーグのみ)にとられる方法である。スクラメージ()の短縮型。 スクラムは、ラグビーリーグよりもラグビーユニオンにおいて行なわれることが多く、また重要度も高い。 どちらのスポーツでも、スクラムはフォワードに指定された選手が3列に組み合わさって作られる。次に、スクラムは相手チームと「エンゲージ」し、選手の頭は相手チームのフロントロー(前列)の選手の頭と連結される。反則を犯さなかったチームのスクラムハーフはフロントローの選手の脚の間のトンネルにボールを投げ入れる。どちらのチームも、フッカーが足でボールを後ろに掻きこむことでボールを奪い合う。 ユニオンとリーグの重要な違いは、ラグビーユニオンでは、どちらのフォワードもボールを争っている間相手を後ろに押そうとするため、ボールを投げ入れない方のチームもボールを得る機会がある。しかしながら、実際にはボールを投げ入れたチームが大抵ボールを得る。ラグビーリーグのスクラムは形式化しており、通常スクラムで押し合わず、しばしばトンネルではなく自チームのフロントローの足元にボールを投げ入れ、自チームがほぼ必ずボールを得る。 ==歴史== 「スクラメージ (scrummage)」という語句は、(現在でもアメリカンフットボールやカナディアンフットボールで使用されている)「スクリメージ(scrimmage、小競り合い)」が変化したものである。スクリメージは、同様にskirmish(小競り合い)に由来あるいは音変化したものである。スクラメージという用語は、「スクラム」に短縮されるまでの長い間ラグビーフットボールのルールで使用されていた。 そもそもは、「セット」スクラム(現在公式にはスクラメージと呼ばれる)と「ルーズ」スクラム(現在ラグビーユニオンにおいて公式にはラックと呼ばれる)の間に違いはなかった。スクリメージの権利を得た側は、単純に1人の選手がグラウンドにボールを置き、試合を開始した(選手はオンサイド〔ボールより後ろ〕に位置する必要はあった)。スクリメージ/スクラメージとなるのは、ボールを保持する選手("held"と宣言する)と相手("Have it down"とコールする)との間で膠着状態となった場合であった。スクラメージは今日のラック(グラウンド上にあるボールの周りに双方のチームが密集した状態)としても生じた。 ボールを扱うルールはスクリメージか否かで異なっているが、初期のルールではスクリメージ内の選手と外の選手を明確に区別せず、スクリメージに加わる選手は必要ではなかった。 1871年に "Laws of the Game of Football" として再成文化された後でも、ラグビーの初期ルールでは、スクラメージ内の選手の目的は相手のゴールラインに向かってボールをキックすることとされていた。この条項は、19世紀末に慣習が変化した後も約20年間残っていた。 現代ラグビーユニオンのスクラメージとラック、ラグビーリーグのplay-the-ball(ラックとも呼ばれる)、アメリカンフットボールのスナップとスクリメージ(後にカナディアンフットボールでも採用された)は、全て初期のスクラメージの派生型である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スクラム (ラグビー)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|